顕微鏡について

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顕微鏡について

顕微鏡にはいくつかの種類があります。大まかに分けると、光学顕微鏡、電子顕微鏡の2種類です。そして光学顕微鏡をさらに分けると実体顕微鏡とマイクロスコープがあります。実体顕微鏡とは観察する対象に対してレンズを覗き込むことで直接観察することができるものです。学校や様々な研究など広く使用されています。実体顕微鏡の観察できる倍率が2〜30倍と倍率は低めです。マイクロスコープとは観察する対象をTVやモニターに映すことで間接的に観察する顕微鏡です。医療の現場でよく用いられ、特に歯科医療で使用されています。歯科の現場では非常に細かい作業を行えるようにするために、口の中に入るサイズのマイクロスコープで歯を映して口の中を拡大して観察しながら治療することで精度が高く正確な治療を行えるようにしています。マイクロスコープの倍率は数十倍〜数百倍程度と実体顕微鏡に比べて非常に高いです。電子顕微鏡とは光学顕微鏡よりも非常に高い倍率で対象を観察できる顕微鏡です。電子顕微鏡は光学顕微鏡とは大きく違い、光(可視光線)ではなく電子線を照射することで対象を観察するというものです。光学顕微鏡では理論的に可視光線の波長の100ナノメートル程度までしか観察できませんが、電子線を使用することで0.1ナノメートルサイズのウィルスやプリオンを観察できるようになっています。ただ、電子線を発生させる機会は大掛かりで、さらに電子線を発生させるためには真空にする必要があるなど機械はとても大掛かりです。