業務に最適なスコープ

研究

被写体の種類で製品を選ぶ

医療・バイオ分野において製品開発を行うためには、microscopeと呼ばれる顕微鏡の使用が欠かせません。ただし、機能が豊富な最先端のmicroscopeがどの業務にも適しているとは限りませんから、必要な用途を見極めましょう。たとえば、金属や電子部品に傷がないか、食品に異物が混入していないかを調べるならば、レンズの倍率が50倍程度のmicroscopeでも充分です。学校の授業でも使われるレベルの製品ですし、安いものならば1万円未満ですから、工場で従業員による検品を行う際に適しています。一方で、スライドガラスに載せた植物や昆虫、あるいは人体の組織等の標本を観察するのであれば、倍率1500倍前後のmicroscopeが必要となります。これくらいの倍率になれば、肉眼では確認不可能な微生物を確認できますから、製薬会社等の業務に使用可能です。しかしながら、現在は半導体のような微細な機械部品や微生物を、大勢で一度に確認しなければならない業務も増えてきています。その場合は、従来型のレンズを上から覗き込む顕微鏡ではなく、文字通りmicroscopeと呼ばれる、画面やプロジェクターで像を再生できる製品を選びましょう。画面に投影可能なデジタル式microscopeであれば、20000倍ほどの高い倍率で被写体を拡大することができます。ただし、パソコンとテレビ、またはプロジェクターでは接続できる端子が異なりますから、microscope側の規格を必ず確認してください。